この記事では、FGOのセイバーランキングについてお伝えしています、
原作においては個々のランクに補正が生じるため「最優のサーヴァント」としての呼び声も高いセイバークラスのサーヴァント。
しかしFGOにおいてはクラスによって優劣が設定されているうえに、プロフィール上のランクはゲーム内の実戦で反映されない都合上、残念ながら性能の面で最優のクラスとはいいかねます。
そこはゲームなので、仕方ないといえば仕方ないのですが、ゲームとして見ても、セイバーのクラスに割り振られているキャラクターの性能はおしなべて、他のクラスのサーヴァント達と比べても一段劣った印象が見受けられます。
一例を挙げれば、Fate作品の「顔」と目されるアルトリアの性能は、レア度に見合わず他の多くのサーヴァント達から大きく遅れをとっています。
強化クエスト導入の需要が高まっているのが、現状でのセイバークラス全体を取り巻く機運と見なせるでしょう。
そんなセイバークラスの中で、とりわけ優れたサーヴァントは誰なのか。
軒並み性能が控えめであるため、突出したサーヴァントは嫌でも目立ちます。
運用に際しては戦略次第でどんなサーヴァントにも活躍の機会は訪れるものですが、ここではクエストの内容に左右されずに武勇を誇れるような光る刃にスポットを当てて紹介していきたいと思います。
この記事の内容は・・・
セイバーの特徴とは?

セイバーのクラスはクリティカルスターの集中度・攻撃力補正値ともに100%と、およそ最優とはとても思えない平々凡々な数値となっております。
クラス相性は、ランサーに有利でアーチャーに弱くはあるものの、後者には攻撃に下降補正が加わるので、どうにかして耐久を上げる工夫を施せば対アーチャー戦であってもそれなりに攻撃をやり過ごすことができます。
セイバーのメリットは、とりたてて補正に欠点がないので、等倍相手やバーサーカー戦で無理なく投入できる戦力となりうる点にあるといえるでしょう。
反面、平均的な性能が祟ってしまい尖る部分が少ないので、デメリットといえばそういった攻撃面において顕著といえます。
攻撃面の頼りなさをバーサーカーと組ませることでカバーしたくとも、中途半端にスター集中度が高いばかりに、バーサーカーに配りたい星を盗む懸念が拭えないです。
なので、各クラスの混在した編成を向こうに回す場合には、やはりというかセイバーはどうしても採用しづらいクラスであるといえます。
また、セイバーのクラスは低レアリティのサーヴァント個体数が少ないのも使用機会に影響しているかもしれません。

星3以下のセイバーは全部で4騎しかおらず、そのため無課金のユーザーにとってはランサークラスのエネミーに対して比較的薄くなりがちなポジションにあるといえます。
高レアリティのセイバーにしたところが、全体攻撃宝具持ちのサーヴァントの性能がどれも似たり寄ったりな効果であったり、それらの威力も範囲の狭い特攻前提火力であったりなどして扱い辛さが目立ちます。

とはいえ、一部には戦力として充分、光る部分の垣間見られるサーヴァントも確かに存在しています。
卑下もほどほどにして、不遇なキャラの多いセイバークラスの中でも「当たり級」(特に使いやすいセイバー)のサーヴァントを、何騎か取り上げて評価していきましょう。
セイバーランキングはこれだ!
・第7位 アルテラ

スキル3「星の紋章EX」で星出し(スキルレベルに応じて5~15個)ができ、生成した星をスキル2「天性の肉体EX」で吸い上げてクリティカルアタックを積極的に狙っていけるサーヴァント。
スキル1「軍略B」で、ちゃっかり味方全体の宝具威力も強化できるのですが、回避や無敵といった防御手段を持ちあわせていないので、マーリンなどのサポーターを同じ戦列に並ばせておきたいところでしょう。
バスターかつクリティカルが主戦法なので、マーリンとの相性はばっちりです!
とても自己完結性の高いサーヴァントではありますが、同じセイバークラスのランスロットと組ませることで、彼が供給したスターをそれぞれのスター集中スキルで共有することができます。
中ボス格のエネミーであれば、降(くだ)すのに宝具要らずとなり、NPを温存した立ち回りが可能となります。

宝具「軍神の剣(フォトン・レイ)」は、3ターンの間、敵全体の防御を20~40%(オーバーチャージ段階によって変化)下げるので、相対的に自身とランスロットの火力を底上げすることができます。
“槍の修練場”の超級程度の難易度であればスムーズにクリアすることができるので、好もしい戦術であるといえます。
アルテラの欠点としては、HP回復は具わっているものの、回避や無敵スキルを持ち合わせていないので、敵の宝具をかいくぐることが難しい点が挙げられます。
非常に自己完結した性能なだけに、サポートなしでは高難易度で戦線を維持できないところに惜しまれる部分があるといえるでしょう。
第6位 沖田総司

バフの倍率がインフレしたことや、アーツとバスターに著しい恩恵を与えるマーリンが環境を席巻しているために、一歩退いた感のあるサーヴァント。
ですが、FGOでの実装からこの方、一度も強化されたことのない割には、アタックのHIT数・スター発生率・NP効率がいずれも高く、強力なサーヴァントであるという見方に疑いの余地はありません。
HIT数の多さからクイックに特化したサーヴァントであり、スキル1「縮地B」でクイックの性能をさらに30~50%(スキルレベルに応じて変化)上げることができます。
生み出した星はスキル2「病弱A」で自身に集め、スキル3「心眼(偽)A」と合わせることでクリティカル威力を20~40%上げられるので、やりたいことが明白この上なく、スキルと本人の力量が非常にマッチしているサーヴァントです。
初期の頃は突出した性能だとしてブイブイ鳴らしていたセイバーなのですが、マーリン登場後のインフレ気味の環境はクイックを主体とする戦術には逆風となってしまいました。
沖田自身が一度も強化されていないことから、相対的にアーツ・バスター宝具のアタッカーに遅れをとっていると言わざるをえないでしょう。
とはいえ、今後の高難易度クエスト次第では、アーツやバスター、ないしはマーリンそのものに掣肘が加えられるだろうことは想像に難くないので、地金の性能が高い沖田が再浮上する可能性は十二分にあると考えられます。

宝具「無明三段突き」は敵の防御を無視する特性を有するので、その点でも強力な耐性を有した高難易度のエネミーをメタるのに、うってつけのクイック宝具です。
第5位 ベディヴィエール

星3のサーヴァントでありながら、宝具の威力が高いということでなにかと活躍の場が多いサーヴァント。

彼の宝具「剣を摂れ、銀色の腕(スイッチオン・アガートラム)」はバスター威力をアップさせる単体宝具であり、その倍率はオーバーチャージするほどに、うま味を増します。
宝具強化クエストクリア後であればOC後の倍率がさらに上がるのですが、OC1段階(NP100%)時点で発動する分には強化の恩恵が一切なくなるので、なるべくならベディヴィエールの宝具はチェインさせるなどしてOCした方がよいでしょう。
宝具の発動自体はスキル2「沈着冷静B」により、スキルレベルに関わらずNPを30%固定でチャージすることができるので、カレイドスコープや限界突破した虚数魔術と併用すれば即座に強力な宝具を発動できます。
また、1枚しかないアーツのコマンドカードはNP獲得量が優秀なので、スキル3「守護の誓約B」で戦線を維持(味方全体の防御力を30%固定アップ)しながら、2発目の宝具発動も現実的に考えられます。
スキル1「軍略C」は味方全体の宝具威力を9~18%(スキルレベル1~10に照応)アップさせるので、単純に自身の宝具威力を高めるばかりでなく、サポーターとして編成コストの隙間にちょこんと忍ばせるだけでも充分仕事をしてくれるので、低レアだからといって一概に侮れません。
こと性能において貶めるべき点の見出しにくいベディヴィエールですが、非常に惜しまれることに、入手難易度の高いサーヴァントとなっています。
宝具の威力を十全に発揮するためには、そのサーヴァントをガチャで引き当てて宝具レベルを上げていく必要がありますが、ベディヴィエールはストーリー限定ガチャでしか入手できず、ストーリー限定召喚を回さないユーザーにとっては彼の宝具を重ねることが非常にシビアとなっています。
基本スペックは高く、聖杯を捧げるに値するほどなのですが、そこは星3なので、宝具レベル1の状態では満足に火力を弾き出せないのが玉にキズです。
・第4位 ラーマ

ベディヴィエールと同様の単体バスター宝具のサーヴァントですが、こちらはスキル1「武の祝福A」によるクリティカルアタックがとにかく優秀で、単体バスター宝具持ちという観点ではラーマに軍配が上がります。
スター集中度を上げ、クリティカル威力を50~100%アップさせるだけでも優秀な「武の祝福」ですが、驚目すべきはそのチャージタイムの短さにあります。
スキルレベル10でCTを4にまで減らすことができるので、宝具発動後の継戦性能が非常に高く、スキル3「離別の呪いA」によるガッツ付与・回復とあわせて、戦術次第では高難易度の随行にもたえるサーヴァントとなります。

宝具「羅刹を穿つ不滅(ブラフマーストラ)」は、OC1の段階から150%という高い倍率での魔性特攻を付与できるので、バイコーン系の中ボス格エネミーを駆逐しつつ、次のWAVEで持ち越したスターを集めてクリ殴りするストラテジーを練ることができます。

ラーマの難点として取り上げられるのは、火力バフの乏しさと、単騎での星産みが難しいといったものが挙げられます。
火力バフはスキル2「カリスマB」で9~18%盛ることができますが、通常攻撃や魔性以外のエネミーに対して宝具を発動する際には心許ない増強なので、何らかの火力補助要員は必要となるでしょう。
同時に、苦手とは言わないまでもラーマ自身の星出し性能は高い方ではないので、彼の性能を遺憾なく発揮させるためにはマーリンの宝具や概念礼装などで介助してやる必要が生じます。
扱い辛い一面も目立ちますが、一部周回などでは適役としてハマることもあるので、使いこなせば間違いなく当たり級のサーヴァントの一騎であると太鼓判を押せます。
・第3位 宮本武蔵

ユニークスキルである「第五勢A」を筆頭に、バーサーカーのように攻撃的なコマンドカード構成(バスター3枚)、1枚しかないものの性能の高いアーツカードとなっています。
それに加えて、状況に細かく対応できるスキルと強化解除を有した宝具など、非常に攻撃的でありながら痒いところにもきちんと手が届く、器用なセイバー。
スキル1と宝具、3枚構成のバスターカードによって火力を、スキル2と3によって無敵と弱体解除が可能なので、攻防両面にまったく隙の無い、自己完結したサーヴァントといえます。
スキル1「第五勢A」はヒット数を上げる唯一のスキルであり、レベルを上げることで威力を30%までアップできるうえ、高性能な武蔵のアーツカードで攻撃を試みれば、NPを一気に稼ぐことができます。
スキル2「天眼A」は自身のバスター性能を50%上げ、おまけに無敵貫通状態まで付与できるので、宝具発動の前に使用することによって、敵の回避や無敵の上から強烈な単体宝具を叩きつけられます。

宝具「六道五輪・倶利伽羅天象」は発動前に自身の宝具威力をアップさせるので、可能な限りOCすることでさらに高倍率となり、ダメージに期待が持てます。
宝具発動後には敵の強化状態を解除できるので、武蔵の宝具で無敵貫通をした後に回避・無敵を剥がしたうえで、第二陣、第三陣と続けて宝具を浴びせられます。
防御面においてはスキル3「無空A」で、無敵と弱体解除が可能なので、総じて優秀なサーヴァントであるといえます。
しかしながら、高難易度におけるブレイクシステム導入後の環境では、敵サーヴァントの体力が初期状態では控えめとなり、そこへバフを乗せた武蔵の宝具を叩きつけてもいたずらにダメージが溢れてしまういます。
宝具による強化解除も、ゲージブレイク後に付与されてしまう強化には対応できないので、やや環境にそぐわないシチュエーションも想定されるようになりました。
また、武蔵のスキル効果は使用のタイミングを判断するのが難しく、いずれも玄人向けの内容となっています。
「第五勢」はダメージをとるか、またはNP獲得を目論むか、「無空」は無敵として残しておくか、はたまた弱体解除として使ってしまうか・・・。
このように状況に応じて柔軟に判断していかなければならないため、「強く」はあっても、誰が使っても「便利」とはならないサーヴァントと言うことができるかもしれません。
・第2位 ランスロット

3つのスキルの噛み合わせがよく、宝具によるアーツ性能アップ(固定30%)によってアーツチェイン後に宝具を連発しやすい、非常に自己完結したアーツアタッカー。
スキル1「湖の騎士A」で星を10~20個生み、スキル2「無窮の武練A+」でその星を自身に集め、スキル3「騎士は徒手にて死せずA++」で30~50%上がったクリティカル威力で殴りぬくという単騎戦術が可能です。
「騎士は徒手にて死せず」はクリティカルスターを5~15個生成するスキルでもあるので、スター発生要員としてラーマなどと組ませることで相乗効果が期待できます。
「湖の騎士」はNPを固定で30%チャージでき、「カレスコ」と合わせれば即座に宝具発動に結びつけます。

宝具「縛鎖全断・過重湖光(アロンダイト・オーバーロード)」はアーツ単体宝具であり、発動前に自身のアーツ性能を30%アップさせるので、総じて均整の取れたアーツアタッカーとみることができます。
ランスロットの欠点は、アーツアタッカーでありながら、アーツカードの性能は取り立てて良いとはいえないところにあります。

コマンドカードもアーツが2枚なので、パーティーによってはアーツチェインの機会がなく、NPが貯まらないという事故が起こることもしばしばです。
アーツカードの多いサーヴァントと組ませることである程度はケアできますが、使い切りのスキルは効果が切れてしまえばクリティカルアタッカーとしての貢献ができません。
また、自身で防御のすべを持たないので、PTに組み込むのであれば何らかの工夫を要します。
スキルを使い切った後の戦闘はどうしても地のステータスがものを言うので、聖杯転臨によるステータスアップの恩恵が最も高いサーヴァントの一騎であるといえるでしょう。
・第1位 柳生但馬守宗矩

スキルの効果ターンがいずれも1ターン限りなのが悔やまれますが、攻撃デバフ率の高さとアーツを主体にした立ち回りが長期的な運用を可能にしており、パーティー編成次第では高いレベルの戦果を上げてくれるサーヴァントです。
ランスロットの欠点であった防御面の不安をデバフで拭い、アーツ主体の立ち回りとクリティカルスターを共有させることができるので、非常に相性の好いタッグを組ませることが可能です。
セイバーランキングのまとめ
- 第7位 デバフ・宝具強化・星出しによるサポートも可能 アルテラ
- 第6位 クイックアタッカー、大勝、利……? 沖田総司
- 第5位 低コストにして高火力単体宝具 ベディヴィエール
- 第4位 バイコーン絶対殺すマン 魔性特攻 ラーマ
- 第3位 剣気にてその気勢を断つ! 宮本武蔵
- 第2位 セイバークラスの輝く星(物理) ランスロット
- 第1位 その剣技、もはや芸術(アーツ) 柳生但馬守宗矩
以上がセイバーランキングのまとめになりますが、宗矩とランスロットはどちらが上という優劣をつけることは難しく、またサポートを無視した純粋な力量でいえば、星5の武蔵の方が強力といえるかもしれません。
あくまで上記のサーヴァントは、セイバークラスにおいて光るところを有したサーヴァントを便宜上ランキング形式でご紹介したまでなので、人によっては別のサーヴァントを優位に置く場合があるかもしれないことをご了承ください。
取り上げた7騎のサーヴァントを総合的に見ていくと、クリティカルアタックと親和性の高いサーヴァントが多く見うけられます。
これはFGOの現状において、攻撃補正値・スター集中度ともに100%と平均的な性能であるセイバークラスに求められているのが、クリティカルアタックを前提にした火力による貢献にあると言い得るのかもしれません。
そのため、環境がクイック優位に変化していくのであれば、沖田総司のようなクイックアタッカーの台頭が目覚ましいものになっていく将来が予想されます。
そうなれば、全体攻撃宝具の威力に関してなにかとケチのつけられやすいセイバーのクラスは、クリティカルアタッカー運用でこそ輝くクラスとして認知されていくのかもしれません。
また、相変わらず浮き沈みの激しいクラスのままなのかもしれません。
どうあれ、今後の新規サーヴァントや環境の変化で、セイバーを取り巻く環境は大きく変わるだろうことは疑うべくもないでしょう。
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